治療の進め方

一つ一つ説明しながらしっかりと治療します

矯正治療には歯の表や裏からワイヤーによって治療する方法、取り外しのできる床で治す方法、インプラントを固定源に用いる治療法、早期治療、抜歯・非抜歯矯正、外科手術を併用する外科矯正などさまざな方法があります。あらゆる方法を熟知し、正確な診断に基づいて使い分けることによって、無駄ががなく最短の期間で最良の治療結果を得ることができるのです。

荻野院長は25年の経験と3000名を超える臨床実績と各分野の専門医との連携により、患者様のお口の中の状態を一生保つことを実現するべく日々研鑚しております。

各診療項目について

1・相談(初診時の相談です)

矯正治療とはどういうものなのかをご説明いたします。
患者様の歯ならびや顎の形をみて、おおまかな治療の概略についてお話しします。
だいたいの矯正装置や矯正期間、矯正費用についてお知らせします。
詳しいことは検査をしなければわかりません。
お帰りの際、あるいは後程お電話で精密検査の予約をおとりください。

2・精密検査

矯正の検査の前に、患者様のお口の中の環境を調べるために唾液の検査を行います。
虫歯になりやすいかどうか科学的に調べ、矯正治療中および矯正治療後にも虫歯にならないよう、より確実な予防法をお話しさせていただきます。
矯正治療を検討するために患者様の現在の悪いところをくまなく調べます。
お口の中のレントゲン、頭のレントゲン2枚、顎の関節のレントゲン(大人の方あるいは顎の関節に異常のみられる場合)、お口の中の写真6枚、お顔の写真5枚、歯の型取り(上下顎)、顎関節の検査(大人の方のみ)を行います。
検査時間は1時間半、大人の方で3時間くらいかかります。
この検査日に、検査料金(診断料金を含む)をお支払いいただきます。(子どもの方は30,000円、大人の方は35,000円)
この精密検査を今後も何度か行うことがありますが再検査診断料はかかりません。

3・歯みがき指導

歯みがきの状態が悪い場合には矯正治療に入れない場合があります。その場合ご都合にあわせて歯みがき指導を受けていただきます(歯ブラシはこちらで用意いたします)。その後も歯みがきが上達するまで歯みがき指導を行います。
歯みがきがある程度上達したら虫歯を予防するためにフッ素を歯の表面に塗布します。
このフッ素は・定期的に(1年に3~4回)塗布します。また歯みがき指導は矯正装置が入ってからは毎回行います。これらの歯みがき指導やフッ素塗布も矯正の料金に含まれております。
歯みがきは当院にて徹底的に管理させていただきます。

4・検査の結果の説明

精密検査の結果を詳しく説明させていただき、現在の悪いところ、将来どうなるのかをお話しいたします。
そして矯正治療をいつ始めたら良いのか、どういう治療をおこなうのか、治療期間および費用についてお話しいたします。
説明に同意していただければ矯正治療をすすめてまいります。矯正治療に入る際、契約書をお渡しいたしますので、次の来院までに記入してきてください
矯正治療がすぐ必要であれば、治療の予約を取ってお帰りいただきます。
経過観察が必要な場合には3-6ヵ月後に次回の予約をお取りいただきます。

5・第一段階の治療

これからいよいよ治療に入るわけですが、その進め方は患者様によって異なります。ただし目的は共通で、歯の萠出と顎の骨の発育を誘導し好ましい歯ならび、咬み合わせ、顔の形へ導いていきます。
第一段階の治療として乳歯列期や大人の歯と乳歯が混ざった時期(混合歯列期)から治療する場合もありますし、大人の歯がほぼそろった第二段階から治療を行う場合もあります。子供の時期から来院されても矯正を始める時期を待ったほうがよい場合もあります。患者様の来院時期、不正咬合の状態によってさまざまです。
第一に考えることはより良い結果を得るための方法、時期を検討すること、またできるだけ装置を装着している期間を短くすることです。そのために検査は不可欠です。5の第一段階からの治療を開始した場合は、第二段階の治療を開始する前に再度、精密検査と経過説明を行います。なおこの場合の再検査診断料はかかりません。
装置が入りますと4~8週間おきに来院していただきます。
このとき歯みがき指導およびフッ素塗布も同時に行います。

6・精密検査

乳歯列期と大人の歯と乳歯が混ざった時期(混合歯列期)から治療する場合は、第二段階の治療を開始する前に再度、精密検査と経過説明を行います。
なおこの場合の再検査診断料はかかりません。
装置が入りますと4~8週間おきに来院していただきます。
このとき歯みがき指導およびフッ素塗布も同時に行います。

7・検査の結果説明

検査を行った場合は必ずその検査結果をお伝えします。治療前と比べどのように変化したか、今後の治療計画と合わせてお伝えします。この際に疑問点があれば
ご遠慮なくお尋ねください。

8・第二段階の治療

装置が入りますと4~8週間おきに来院していただきます。
このとき歯みがき指導およびフッ素塗布も同時に行います。

9・装置除去

装置をすべて外します。

10・保定

装置を外した後、その位置で咬み合わせが安定するために取り外しのできる保定装置を装着します。
この保定装置にはいろいろな種類があり、つけていることが殆んどわからない装置や夜のみ装着する装置もありますので、装置をはずすときに選択していただきます。
保定期間中は1年に3~4回の来院になります。
期間は1年半~2年です。

11・検査終了

終了したら最終の費査を行います。

最後に

矯正治療が終了すれば、虫歯や歯周病にもなりにくい歯みがきのしやすい歯並びになり、歯の寿命も長くなります。またよりすばらしい笑顔と口元が得られます。これらはなにものにも変えられない一生の財産となるでしょう。
このことを考えると、矯正治療は長い人生からみれば短いものです。治療を乗り越える苦労が人生に対してより積極的な人物に変えていくでしょう。
もししないで後悔するくらいなら、すすんで苦労を乗り越えてください。
また、矯正治療が終了して大人になっても、歯に関することでしたらなんでもご相談ください。
私は矯正専門医ですから、歯を削ったり、進行した歯周病の治療などは行いませんが、私自身矯正学だけでなく広く歯科に関する最先端の技術、考え方などに関して日々関心を持ってみておりますので、患者様に最良のアドバイスを提供できるものと思います。