新型コロナウィルス感染対策と社会的対応
当院では特別措置法に基づいた緊急事態宣言に準じて
「地域社会への感染防止対策に最大限協力した上で診療を行っています」
新型コロナウイルス感染予防対策について
医療法人社団 おぎの矯正歯科 理事長 荻野 茂
当医院は、「自分の歯で一生噛める」ことを目標に矯正治療と予防歯科を旨としております。
矯正治療によって、歯の清掃のしやすい環境（歯並び）をつくり、噛む力が分散できる構造（咬合）を作ります。その上で、むし歯、歯周病の原因であるバクテリアをコントロールできれば歯を一生残すことができるものと考えております。
歯を一生残すためには歯を失う原因であるむし歯、歯周病をつくる細菌感染をコントロールすることが必要です。特に歯周病をおこす歯周病菌は簡単に感染します。歯科治療においても歯科治療中に感染しては本末転倒ということになりかねません。当医院では予防にも力を入れておりそのための徹底した感染対策をかねてより行っております。
10年ほど前に当医院は環境の国際規格であるISO14001を取得し（同時に品質マネジメントシステムISO9001を認証取得。同時取得は歯科医院において世界初）、このようなスタンダードプリコーション（すべての患者が感染していると考えた感染予防対策）という考え方を重視してきました。歯周病菌だけでなく、あらゆる感染を予防する対策を医院で行ってきましたので、今回のコロナ対策でも医院の通常の対策で大丈夫と考えております。ただし、新型コロナに関しては、まだエビデンスとなる情報が少ないため医院ではより一層の見直しを行いました。
安心・安全に治療を受けていただくために当医院が行っている通常の感染対策と次に見直した対策についてもお知らせいたします。
当院では4つの観点から
感染対策を徹底しています
背景画像は東京都内のスターバックスのソーシャルディスタンス
当院の取り組み
- スタッフ全員の検温を行う
- 発熱などの症状のあるスタッフは医院に立ち入らない
- マスク・ゴム手袋・グラスを着用する
- 診療所への入室時に手洗いとアルコールでの手指消毒を行う
- 患者さんごとにアルコールでの手指消毒を行う
- 業務用空気清浄機をフル稼働（市販のものの7から10倍の清浄能力）
- 大型空気清浄機（カウンセリングルーム1台、待合室1台、診療室1台）、大型加湿器1台設置
- 次亜塩素酸噴霧器（待合室1台）設置
- 患者さんの来院時にアルコール手指消毒をしていただく
- 診療前に消毒液によりうがいをしていただく
- 飛沫のでる診療行為を控える
- 歯石の除去の超音波の装置使用をできるだけ控え、使用時は口腔外バキュームを使用する
- 診療時にバキューム（唾液・血液等吸引装置）、口腔外バキューム（粉塵等吸引装置）を使用する
- 常時換気をする
- 診療室の什器をアルコールで定期的に消毒・噴霧する
- ドアノブや手すりなどをアルコールで清拭する
- 治療ユニットパネルや診療台を患者さんごとに次亜塩素酸で清拭する
- 治療器具は患者さんごとに交換して消毒滅菌する
- 患者さんの歯型採取に使用したトレーは次亜塩素酸で消毒する
- ゴム手袋はディスポーザブル（使い捨て）にする
- 患者さん用のエプロン、コップはディスポーザブル（使い捨て）にする
- 書籍・雑誌やパンフレット、ウォーターサーバーなどを撤去する
- キッズコーナーを一時閉鎖する
- パソコン、iPadのラップによるカバーおよび清拭
- 予約診療を徹底する
- 高齢の方（おおよそ65歳以上）の健診とメンテナンスは別の機会をご検討いただく
- 待合室のイスは定期的に次亜塩素酸で清拭する
- 車で来院された方は、ご本人以外できるだけ駐車場で待機していただく
以上が緊急事態宣言が出た時点での対応でしたが、より一層の対応を行うために以下の改善を行いました。
- 電子診察券の導入：受付：診察券の廃止に伴う、電子診察券（診察アプリ）の導入
- キャッシュレス決済の導入：お金の支払いをキャッシュレス（カード決済、ささっとPay）にしました。現在のところ管理料の支払いに限定しています。
- 受付にアクリル板の設置
- デンタルローンの導入：新型コロナウイルス感染拡大による経済的な影響による今後の矯正歯科治療費の支払計画の変更などに関してはクリニックにご相談ください。デンタルローン導入により最長10年の分割が可能となりました。
- 金銭の紫外線消毒器を導入しました。
- 業務用次亜塩素酸水生成器を導入しました。
患者様と同伴者へのお願い
1.海外から帰国された方へ
過去14日以内に海外に滞在歴のある方は、全員にPCR検査が実施され、検査結果が出るまで自宅等、空港スペース、または検疫所が指定した施設等で待機いただくことになっており、ご来院いただけません。
2.体の不調をお感じの方へ
発熱・倦怠感などカゼのような症状、味覚や嗅覚の傷害などをお感じの方は、ご自身のかかりつけ医、または各自治体やお近くの保健所の「新型コロナウイルス感染症相談窓口」に相談の上ご来院をお願いします。
3.来院されてからのお願い
- 受付でご本人、付き添いの方のアルコールによる手指消毒をお願いしております。
来院時、体温を測定させていただいております。37.5°以上の方は診療を控えさせていただいております。
また、必ずマスクを着用してください。お持ちでない方は、当医院から配布いたします。
＊お預かりいたしました診察券は紫外線により殺菌いたします。 - お車でお越しの場合、付き添いの方はできるだけお車で待機してください。
- チェアーにお掛けなりましたら、消毒液でうがいをしていただきます。
- 診察が終わりましたら、ユニットで再度手をアルコール消毒していただきます。
- 電子診察券、キャッシュレス決済にご協力ください
- 付き添いの方は、帰り際に再度アルコール消毒をお願いします。